ドメインとは ホームページの住所の取り方
更新日:2 時間前
ホームページの住所の取り方
ドメインとは何かを、ホームページの「住所」としての役割から図解。.comと.jp、co.jpの違い、取得と毎年の更新、メールアドレスとの関係、取得するときの名義の注意まで、小さな会社がつまずかない基本をまとめました。
この記事でわかること
ドメインとは何か、ホームページやメールアドレスとどう関係するのか
.com・.jp・co.jpなどの種類の違いと選び方
取得と更新の流れ、名義を自分の会社にしておく大切さ
ドメインとは? インターネット上の住所
ドメインとは、ホームページのアドレス(URL)やメールアドレスの「@」の後ろに使われる、インターネット上の住所にあたる名前です。たとえば「www.example.co.jp」の「example.co.jp」の部分がドメインです。
インターネットにつながる機器は、本当は「IPアドレス」という数字の番号で区別されています。しかし数字の並びは覚えにくいため、人が覚えやすい名前(ドメイン)と、IPアドレスを結びつける仕組みが作られました。この仕組みをDNSと呼びます。
用語メモ
DNS(Domain Name System):ドメインを、実際の住所であるIPアドレスに変換する仕組み。電話帳で名前から電話番号を調べるのに似ている。
日本の「.jp」を管理する日本レジストリサービス(JPRS)も、ドメイン名を「インターネット上の住所表示」と説明しています。
ドメインはどんな部品でできている?
ドメインは、「.(ドット)」で区切られた部品が、右から順に大きな区分を表しています。
部品の例 | 名前 | 意味 |
|---|---|---|
.jp / .com | トップレベルドメイン | いちばん大きな区分。国や分野を表す |
co | 第2レベル(属性) | co.jpなら「日本で登記している会社」 |
example | 自分で決める部分 | 会社名・お店の名前など |
www | ホスト名など | ドメインの中の、特定のサーバーなどを表す |

.comと.jpとco.jp、どれを選ぶ?
ドメインには、たくさんの種類があります。日本の会社やお店がよく使うものを整理します。
種類 | 例 | だれが取れるか | 特徴 |
|---|---|---|---|
.com | example.com | だれでも | 世界で広く使われている。もとは商用(commercial)の意味 |
汎用JPドメイン(.jp) | example.jp | 日本に住所がある個人・組織 | いくつでも登録できる。日本語のドメインも使える |
属性型JPドメイン(co.jpなど) | example.co.jp | 日本で登記している会社など | 1つの組織につき原則1つ。組織の種類が分かる |
都道府県型JPドメイン | example.tokyo.jp | 日本に住所がある個人・組織 | 地域とのつながりを示せる |
JPRSの説明では、co.jpは日本で登記している会社、or.jpは財団法人やNPO法人などの法人、go.jpは政府機関、ac.jpは大学などと、組織の種類ごとに決められています。co.jpは、登記の確認があるぶん、「実在する会社のアドレスだ」と相手に伝わりやすいのが特徴です。
選ぶときの目安は次のとおりです。
会社(法人)なら、co.jpを取れるか最初に確かめる
個人のお店なら、.jpや.comで、お店の名前に近いものを選ぶ
短く、読み間違えにくい名前にする(電話で伝えても分かるか、を試す)
ドメインはどうやって取る? 毎年の更新は?
ドメインは、登録の受付をしている事業者(登録事業者)に申し込んで取ります。手順は次のとおりです。

ドメインは買い切りではなく、原則として1年ごとに更新が必要です。更新を忘れて期限が切れると、ホームページが表示されなくなったり、メールが届かなくなったりします。期限が切れたドメインは、ほかの人に取られてしまうこともあります。
自動更新の設定をしておく
更新の案内のメールが届くアドレスを、会社で必ず見るアドレスにしておく
支払いのクレジットカードの期限切れにも注意する
メールアドレスとの関係は?
独自ドメインを取ると、「名前@自分のドメイン」というメールアドレスを作れます。
フリーメールのアドレスより、会社やお店の名前が伝わりやすい
担当が替わっても、「info@」のような役割のアドレスを引き継げる
ホームページとメールのドメインがそろい、信頼につながる
ただし、ドメインの更新が切れると、ホームページとメールの両方が同時に止まります。ドメインは、会社の連絡の土台だと考えて管理しましょう。

取得するとき、名義で気をつけることは?
ホームページの制作を外部に頼むとき、ドメインの名義(登録者)が制作会社になっていることがあります。この場合、次のような困りごとが起きえます。
ポイント
制作会社を替えたいときに、ドメインを移せない、または手続きに時間がかかる
制作会社と連絡が取れなくなり、更新ができなくなる
管理画面のIDやパスワードを、自分の会社で把握していない
ドメインは、自分の会社の名義で取り、管理画面のIDとパスワードも自社で保管するのが基本です。外部に設定を頼む場合も、名義と更新の担当は自社にしておくと安心です。
よくある質問
Q. 一度取ったドメインの名前は、あとから変えられますか?
A. 名前そのものは変えられません。新しいドメインを取り直し、古いドメインから転送する設定などで対応します。
Q. 日本語のドメインは使えますか?
A. 汎用JPドメインや都道府県型JPドメインなどでは、日本語の名前も登録できます。ただし、メールアドレスに使う場合など、対応していない機器やソフトもあるため、英数字のドメインと組み合わせて使うことが多くあります。
Q. 会社を作る前に、co.jpを取っておけますか?
A. JPRSの規則では、co.jpなど一部の属性型JPドメインは、組織を作る前でも一定の期間(6か月)前から仮の登録ができます。詳しくは登録事業者に確認してください。
確認問題
答え合わせをしてみましょう
問1 ドメインをIPアドレスに変換する仕組みを何と呼びますか。 答え:DNS(Domain Name System)
問2 「co.jp」のドメインを登録できるのは、どんな組織ですか。 答え:日本で登記している会社など
問3 ドメインの更新が切れると、何が止まりますか。2つ挙げてください。 答え:ホームページの表示と、メールの送受信
まとめ
ドメインは、インターネット上の住所にあたる名前。DNSでIPアドレスに結びつく
右から順に大きな区分を表す(.jp → co → 自分の名前)
co.jpは日本で登記している会社が、原則1つだけ取れる
ドメインは原則1年ごとの更新。切れるとホームページとメールが止まる
名義は自分の会社にし、管理画面の情報も自社で保管する
参考にした情報
JPRS「ドメイン名ってなに?」 https://jprs.jp/related-info/about/
JPRS「JPドメイン名の種類と対象」 https://jprs.jp/about/jp-dom/spec/
JPNIC「ドメイン名について」 https://www.nic.ad.jp/ja/dom/
監修:株式会社日本マーケティング 編集部
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