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ブログの書き方の基本 お店の日記を集客につなげる

2019年6月24日
読了時間: 7分

更新日:2 時間前

お店の日記を集客につなげる

お店のブログを集客につなげる書き方の基本を図解。何を書くか、題名の付け方、写真の使い方、続けるコツまで、小さなお店がすぐ使える形でまとめました。

この記事でわかること

  • お店のブログで「何を書けばお客様に読まれるのか」の選び方

  • タイトル・写真・更新の頻度など、続けるための基本の型

  • ブログからホームページへお客様を案内する「導線」の作り方

ブログは「お店の日記」から「お客様への案内」に変えるだけで働き出す

お店のブログというと、「今日は雨でした」「新商品が入りました」といった日記を思い浮かべる方が多いと思います。日記が悪いわけではありません。ただ、書き手の「言いたいこと」だけが並ぶと、読む人にとっては「自分に関係のある話」になりにくいのです。

そこで考え方をひとつだけ変えます。ブログは日記ではなく、お客様が知りたいことへの答えを置いておく場所だと考えてください。

たとえば、お客様がお店に来る前に、次のようなことを思っているとします。

ポイント

  • 営業時間は何時から何時まで? 定休日は?

  • 初めてでも入りやすい? 予約は必要?

  • 駐車場はある? どこから入るの?

  • この商品(サービス)は自分に合っている?

これらに一つずつ答える記事を書けば、それがそのまま「お店を探している人に届く記事」になります。パソコンやスマートフォンで調べる人が増えている今、ブログは「お店の外にいる、まだ会ったことのないお客様」と話ができる数少ない場所です。

題材は「お客様が知りたいこと」から選ぶ

何を書くか迷ったら、次の3つを書き出してみましょう。

お客様からよく聞かれる質問 電話や店頭で、同じことを何度も聞かれていませんか / お客様が迷うところ 選び方、使い方、違いなど / 自分にとっては当たり前だが、初めての人は知らないこと(お店の使い方、準備するもの、所要時間など)

この3つは、書き手の側からは「わざわざ書くほどのことでもない」と感じやすい内容です。しかし、はじめてのお客様にとっては一番ありがたい情報です。

Google が公開している「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」でも、ユーザーが使いそうな検索語句を予測して、わかりやすい内容を書くこと、他のサイトの文章をコピーせずに自分の知識に基づいた独自の内容にすることが勧められています。つまり、自分のお店だから書ける具体的な話が、いちばん価値のある題材です。

用語メモ

  • SEO(検索エンジン最適化):Google などの検索結果で、自分のページを見つけてもらいやすくするための工夫のこと。難しい裏ワザではなく、「読む人にとって親切なページを作る」ことが基本です。

ブログの題材を選ぶ流れ(質問→答えの記事→ホームページへ)
ブログの題材を選ぶ流れ(質問→答えの記事→ホームページへ)

タイトルの付け方 「何の記事か」が一目でわかること

記事の顔になるのがタイトルです。検索結果にも、記事の一覧にも、最初に目に入るのはタイトルだけです。

Google のガイドでも、よいタイトルは「そのページに固有で、明確かつ簡潔で、内容を正確に説明しているもの」とされています。次の3点を意識してください。

  • 具体的にする:「お知らせ」ではなく「年末年始の営業時間のお知らせ(12/29〜1/3 休み)」

  • お客様の言葉を入れる:専門用語より、お客様が検索しそうな言葉を。「施術メニュー」より「肩こり マッサージ」など

  • 長すぎないようにする:検索結果では長いタイトルは途中で切れることがあります。大事な言葉は前の方に

悪い例と良い例を並べてみます。

悪い例

良い例

今日のランチ

本日のランチは「鶏の唐揚げ定食」 750円・ご飯おかわり自由

新商品です

敏感肌の方向け やさしい洗顔石けん入荷しました

お知らせ

6月の定休日と臨時休業のお知らせ

写真は最低1枚入れる

文字だけの記事は、読む前に疲れてしまいます。1記事に最低1枚、写真を入れましょう。スマートフォンで撮ったもので十分です。

コツは次のとおりです。

ポイント

  • 明るい場所で撮る(暗い写真は料理も商品もおいしそうに見えません)

  • 何の写真かわかるように撮る(商品なら全体、お店なら入口が見えるように)

  • 写真のそばに説明の文章を書く(写真だけでは、読む人も検索する仕組みも内容を判断できません)

  • 人の顔が写る場合は、本人の了解を得る

画像には「代替テキスト(alt)」という説明欄を設定できます。画像が表示されないときや、目の不自由な方が読み上げソフトを使うときに読まれる文章で、Google も「画像の内容とページとの関係を簡潔に説明する」ことを勧めています。管理画面に説明欄があれば、「店頭に並ぶ手作りパンの写真」のように短く入れておきましょう。

更新の頻度 「毎日」より「続けられる頻度」

よくある失敗は、最初の1か月は毎日書き、その後ぱったり止まってしまうことです。最後の更新が数年前のブログは、「このお店は今も営業しているのかな」と不安にさせてしまいます。

おすすめは、週に1回、または月に2〜3回など、無理なく続く頻度を最初に決めてしまうことです。

  • 曜日を決める(毎週月曜の閉店後に書く、など)

  • 1回で書き切れないときは、写真だけ先に撮っておく

  • 書くことが思いつかない日のために、題材リストを10個用意しておく

  • 古い情報(終わったキャンペーンなど)は、更新するか削除する

Google のガイドにも、古い情報は更新または削除して最新の状態を保つことが挙げられています。更新の量より、情報の正しさと続けることが大切です。

ブログを続けるための1か月の例(週1回・題材リストの活用)
ブログを続けるための1か月の例(週1回・題材リストの活用)

ホームページへの導線 読んだ人を「次の行動」へ案内する

ブログを読んでもらうことは、ゴールではありません。お客様に取ってほしい行動――来店・予約・問い合わせ――につなげるのが目的です。そのために、記事の最後に「次にどうすればいいか」を必ず書きます。

ポイント

  • 「ご予約はこちら」(予約ページへのリンク)

  • 「お店の場所・営業時間はこちら」(ホームページの店舗情報へのリンク)

  • 「お電話でのお問い合わせは 000-0000-0000(受付時間 10:00〜18:00)」

この「記事の最後から次のページへ案内する道筋」を、導線と呼びます。道しるべがない道は、たとえ景色がきれいでも、人は途中で引き返してしまいます。

また、Google は主にリンクをたどってページを見つけます。ブログの記事同士や、ホームページとブログがリンクでつながっていると、見つけてもらいやすくなります。名刺・チラシ・レシートにブログやホームページのアドレスを載せるのも、昔ながらですが確実な方法です。

書き終えたら確認する5つのこと

公開ボタンを押す前に、次の5点を見直しましょう。

タイトルを見て、何の記事かわかるか / 写真が1枚以上入っているか / 営業時間・価格・日付など、数字に間違いはないか / 誤字脱字はないか 声に出して読むと気づきます / 最後に、次の行動への案内があるか 予約・問い合わせ・店舗情報

よくある質問

Q. 文章が苦手でも大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。立派な文章より、お客様の質問に正直に答えることが大切です。「聞かれたことを、そのまま話すように書く」ところから始めてみてください。

Q. 1記事はどのくらいの長さがよいですか?

A. 決まりはありません。目安として、スマートフォンで数回スクロールして読み終わる長さ(500〜1,500字程度)から始めると、書く側も読む側も負担が少なくなります。

Q. 他のお店のブログの文章を参考にしてよいですか?

A. 構成や題材の探し方を参考にするのはかまいません。ただし文章や写真をそのままコピーするのは避けてください。自分のお店の事実と経験を書くことが、いちばん喜ばれます。

確認問題

答え合わせをしてみましょう

  • 問1 記事の最後に、予約や問い合わせのページへ案内する道筋を何と呼びますか。 答え:導線(どうせん)

  • 問2 更新の頻度は、「毎日書く」と「続けられるペースで決める」のどちらが大切ですか。 答え:続けられるペースで決めること。途中で止まって古い情報のままになるのを避けるため。

  • 問3 画像に説明の文章を設定できる欄を何と呼びますか。 答え:代替テキスト(alt)

まとめ

  1. ブログは日記ではなく、お客様が知りたいことへの答えを置く場所

  2. 題材は「よく聞かれる質問」「迷うところ」「初めての人が知らないこと」から選ぶ

  3. タイトルは具体的に。写真は最低1枚。説明の文章を添える

  4. 頻度は続けられるペースで決める。古い情報は直す

  5. 記事の最後に、ホームページや予約への導線を必ず置く

参考にした情報

Google 検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」 https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja

監修:株式会社日本マーケティング 編集部

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